末広し(読み)すえひろし

精選版 日本国語大辞典 「末広し」の意味・読み・例文・類語

すえ‐ひろ・しすゑ‥【末広】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「すえびろし」とも )
  2. 次第に末の方が広がっていくさま。
    1. [初出の実例]「ミアコワ ワウギ ヒロガリタル ゴトク suyebirǒ(スエビラウ) ナリヌ〔長明〕」(出典:ロドリゲス日本大文典(1604‐08))
  3. 次第に繁栄、繁盛するさま。子孫が栄えるさま。
    1. [初出の実例]「弟はすへひろく帝一の人も出で来給ふべき相おはす」(出典:今鏡(1170)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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