事典 日本の地域ブランド・名産品 「本場奄美大島紬」の解説
本場奄美大島紬[染織]
ほんばあまみおおしまつむぎ
奄美大島産の紬織物。古代染色の梅染・桃染の技法にならい、そこに奄美大島独特のテーチ木と泥土を用いた特殊な染色法をくわえた高級純絹の手織物。軽くて暖かく着るほどに馴染むことから、特に女性からの支持をあつめている。本場奄美大島紬の製品には、すべて一反ごとに地球のマークと本場奄美大島の文字が織口に織込まれ、かつ地球印の商標も必ず貼られている。また、泥染には泥染証紙、草木染めには草木泥染証紙を別に貼り本場奄美大島紬であることが証明されている。2006(平成18)年12月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5012251号。地域団体商標の権利者は、本場奄美大島紬協同組合。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報