日本歴史地名大系 「本所永隆寺門前」の解説 本所永隆寺門前ほんじよえいりゆうじもんぜん 東京都:墨田区旧本所区地区本所永隆寺門前[現在地名]墨田区太平(たいへい)一丁目南本所出村(みなみほんじよでむら)町御用屋敷の法恩(ほうおん)寺表門前続き分の西にあり、西は南本所出村町、北は法恩寺。永隆寺境内北側に立てられた門前町屋。永隆寺は初め谷中(やなか)で地所を拝領しており、その当時から門前町屋があったが、元禄四年(一六九一)寛永寺境内に囲い込まれて上地となり、同年本所法恩寺前続きに代地を与えられた。門前町屋も拝領地に含まれて移り、本所永隆寺門前と称した。延享二年(一七四五)町奉行支配となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by