本解(読み)ほんげ

精選版 日本国語大辞典 「本解」の意味・読み・例文・類語

ほん‐げ【本解】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ほんげじょう(本解状)
    1. [初出の実例]「本解并具書」(出典:醍醐寺文書‐元弘三年(1333)一一月五日・雑訴決断所牒)
  3. ほんげじょう(本解状)
    1. [初出の実例]「雑掌書混二問申状之処、不本解之間、可各別沙汰之由」(出典:円覚寺文書‐正応三年(1290)九月一二日・六波羅下知状)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の本解の言及

【朝鮮神話】より

…このほか文献神話には,朱蒙神話の大母神による五穀種の授与や済州島の穀種漂着神話などの農耕起源神話がある。
[口伝神話]
 巫歌神話には宇宙起源歌や巫祖神話歌のほかに家神,産神,富神,農神,部落の守護神など朝鮮巫俗の神々の由来や行跡をうたった叙事巫歌(本解(ポンプリ))がある。これは現在各種の巫祭で実際に口誦されている生きた神話である。…

※「本解」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android