本解状(読み)ほんげじょう

精選版 日本国語大辞典 「本解状」の意味・読み・例文・類語

ほん‐げじょう‥ゲジャウ【本解状】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 中世裁判所に提出された関係書類のうち、付属文書(具書)に対して訴状をさしていう。本解
  3. 特に、訴人原告)が最初に提出する訴状をいう。初問状。本解。
    1. [初出の実例]「本解状とは最初の訴状なり、又申状とも云」(出典:沙汰未練書(14C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android