精選版 日本国語大辞典 「本降つ」の意味・読み・例文・類語
もと‐くだ・つ【本降】
- 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 ( 根本が衰えるの意 ) 年老いて次第に衰える。
- [初出の実例]「ささの葉にふりつむ雪のうれをおもみ本くだち行くわがさかりはも〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑上・八九一)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...