札頭・核頭(読み)さねがしら

精選版 日本国語大辞典 「札頭・核頭」の意味・読み・例文・類語

さね‐がしら【札頭・核頭】

〘名〙
① (札頭) 鎧(よろい)の札(さね)上部
太平記(14C後)二八「薄・苅萱・篠竹なんどを切って、鎧のさね頭(カシラ)・冑の鉢付(はちつけ)の板にひしと差して」
② (核頭) =さね(実)
※雑俳・川柳評万句合‐安永五(1776)仁五「さねがしら木のやうになる出合茶や」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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