朱塗(読み)シュヌリ

デジタル大辞泉 「朱塗」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ぬり【朱塗(り)】

朱色に塗ること。また、塗ったもの。「朱塗りわん」「朱塗り鳥居

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精選版 日本国語大辞典 「朱塗」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ぬり【朱塗】

  1. 〘 名詞 〙 朱色の漆(うるし)で塗ること。また、その塗ったもの。
    1. [初出の実例]「次、萩原殿内、彌介朱塗絵盆十枚持来也」(出典:舜旧記‐元和五年(1619)二月二七日)

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世界大百科事典(旧版)内の朱塗の言及

【根来】より

…おそらくは黒地朱漆塗仕上げであるところからその名が生まれたのであろう。
[黒地朱塗の漆器]
 〈根来〉と称されるものの遺品は,椀,皿,鉢,酒器,盤,折敷,高杯などの食器,食膳具をはじめ,茶器,薬器,神饌具,仏具,武器,武具,調度など多種・多岐にわたる。とりわけ食膳具が主流を占めているのは,伝存する遺品のほとんどが社寺の什器として神饌・仏供の具に使用されたり,社寺での接客・饗宴用にしつらえられた品々だからである。…

※「朱塗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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