朽損(読み)キュウソン

デジタル大辞泉 「朽損」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐そん〔キウ‐〕【朽損】

腐っていたむこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「朽損」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐そんキウ‥【朽損】

  1. 〘 名詞 〙 朽ちそこなわれること。腐りいたむこと。
    1. [初出の実例]「徒(いたづら)に朽損(きうそん)せむよりは、不如(しか)じ、法(のり)の為に死(しなむ)」(出典今昔物語集(1120頃か)四)
    2. 「況哉これは南閻浮提のうちには唯一無双の御仏、ながく朽損の期あるべしともおぼえざりしに」(出典:平家物語(13C前)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む