杉柳村(読み)すぎやなぎむら

日本歴史地名大系 「杉柳村」の解説

杉柳村
すぎやなぎむら

[現在地名]燕市杉柳・物流センターぶつりゆうせんたー

八王寺はちおうじ村の西、大曲おおまがり村の南西にある。信州の人長谷川庄九郎、もと上杉氏の臣酒井藤助両人の開発と伝える(小池村勢要覧)正保国絵図は村名のみで幕府領とある。慶安二年(一六四九)村上藩領となり、明暦三年(一六五七)検地を受けたといい(小池村勢要覧)、貞享元年(一六八四)郷村高辻帳の村高は九一石二斗余、元禄郷帳も同高で、もと杉柳庄九郎新田と称したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android