日本歴史地名大系 「杉柳村」の解説 杉柳村すぎやなぎむら 新潟県:燕市杉柳村[現在地名]燕市杉柳・物流センター(ぶつりゆうせんたー)八王寺(はちおうじ)村の西、大曲(おおまがり)村の南西にある。信州の人長谷川庄九郎、もと上杉氏の臣酒井藤助両人の開発と伝える(小池村勢要覧)。正保国絵図は村名のみで幕府領とある。慶安二年(一六四九)村上藩領となり、明暦三年(一六五七)検地を受けたといい(小池村勢要覧)、貞享元年(一六八四)の郷村高辻帳の村高は九一石二斗余、元禄郷帳も同高で、もと杉柳庄九郎新田と称したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by