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秋田県中央部にあった旧市名。現在は大仙(だいせん)市の中南部を占める地域で、横手盆地北部に位置する。旧大曲市は、1954年(昭和29)大曲町と花館(はなだて)、大川西根(おおかわにしね)、内小友(うちおとも)、四ツ屋(よつや)、藤木の5村が合併して市制施行。1955年角間川(かくまがわ)町を編入。2005年(平成17)神岡、西仙北、中仙、協和、仙北、太田の6町および南外村(なんがいむら)と合併して大仙市となった。大曲の名は中世の郷村名をとっている。JR奥羽本線と国道13号が地域の中心を南北に走り、また田沢湖線の起点であり、国道105号も通じる。1997年田沢湖線、奥羽本線を利用した秋田新幹線が開業、1991年には秋田自動車道が開通し、大曲インターチェンジが設置された。江戸時代は佐竹氏秋田藩領で羽州街道に沿い、中心の大曲には本陣が置かれ、高関下郷(たかぜきしもごう)にも駅場が設けられた。雄物(おもの)川と玉川の合流点であり、奥羽本線が開通するまで角間川は舟運の要津として、仙北地方の米の積出しなどで栄えた。県でも有数の米どころであり、また仙北の商業の中心でもある。古四王神社本殿(こしおうじんじゃほんでん)は1570年(元亀1)飛騨匠(ひだのたくみ)の手になり、国の重要文化財に指定されている。8月には全国花火大会がある。
[宮崎禮次郎]
『『大曲市史』2巻(1984、1999・大曲市)』
中国の漢代から宋代までの歌舞に用いられた楽曲の形式。一つの楽曲がさまざまな構成要素からなる大型の組曲であるためこの名がある。その詳しい内容や各部分の名称は時代によって変化があり,いろいろな説があるが,現在その音楽が伝わらぬため,具体的にはよくわからない。主に宮廷での宴会に用いられたが,のちには歌舞だけでなく,簡単な物語をも演じるようになった。宋・金・元代の〈雑劇〉に用いた音楽にも大曲に由来するものが少なくない。
執筆者:金文京
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[楽曲の構成]
大陸系雅楽曲には1帖(1楽章)で1曲をなすものと,数帖で1曲をなす多楽章形式のものとがある。また,曲の規模と格とによって〈大曲〉〈中曲〉〈小曲〉といった等級(〈曲品〉という)があり,小曲は多く1帖1曲である。中曲には多楽章形式のものがあり,その基本形式は序・破・急の三部分構成であるが,完備しているもの(例,平調《五常楽》)はまれで,多くは〈破・急〉(壱越調《賀殿》),〈序・破〉(黄鐘調《喜春楽》)のように一部を欠いているか,〈破〉(黄鐘調《西王楽》)または〈急〉(平調《三台塩》)の1帖だけが伝えられている。…
…また,いつの時代からであるか。 3世紀後半に至り,西晋の宮廷では,先朝の魏の楽歌のうち,相和歌と清調曲・平調曲・瑟(しつ)調曲(清商三調という)をうけ継ぐとともに,別に漢・魏の古曲を拾い上げ,大曲と名づけて,宮廷音楽に編入した。それらの古曲が歌唱されるにつれて,宮廷詩人の傅玄(ふげん)・陸機は,それらを主題にした歌詞を作った。…
※「大曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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