村治佳織(読み)むらじかおり

知恵蔵mini 「村治佳織」の解説

村治佳織

日本の女性ギタリスト。1978年4月14、東京都台東区生まれ。10歳よりクラシックギタリスト福田進一に師事し、89年ジュニア・ギターコンクールで最優秀賞を受賞。91年、学生ギター・コンクールの全部門で最優秀賞を受賞。93年、デビューCD「エスプレッシーヴォ」をリリース。94年、第5回出光音楽賞を16歳で受賞(最年少)。96年、イタリア国立放送交響楽団共演ヨーロッパデビュー。97年、女子聖学院高等学校を卒業し、フランスのエコールノルマル音楽院に留学、99年に卒業し帰国。2001年、スペインのロドリーゴ室内管弦楽団と初共演。同年、初のDVD「Contrastes」をリリース。05年、右手神経麻痺を患い活動休止。翌年復帰し、米国デビュー。09年、稲本響・藤原道山・英哲風雲の会・三響会と共に珠響(たまゆら)を結成。日本を中心に韓国ほかアジア諸国、ヨーロッパなどでも活発な演奏活動を続け、CMなどメディアにも多数出演していたが、13年7月、舌腫瘍のため長期療養に入ることを発表した。

(2013-7-24)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

367日誕生日大事典 「村治佳織」の解説

村治 佳織 (むらじ かおり)

生年月日:1978年4月14日
平成時代のギタリスト

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android