杖立伝説(読み)つえたてでんせつ

精選版 日本国語大辞典 「杖立伝説」の意味・読み・例文・類語

つえたて‐でんせつ つゑたて‥【杖立伝説】

〘名〙 歴史上英雄高僧が、旅先で土にさした杖が根づいて大木になったという一群伝説

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の杖立伝説の言及

【棒】より

… 杖は棒の使用の一例だが,なかには背負い梯子の横木を支えて休止する荷杖ともなるようにくふうされたものもある。弘法大師,西行法師など旅の高僧や貴人が杖をさしたのが根づいたという杖桜などの杖立伝説も各地にある。さらに,来訪神が託宣や祝福に訪れる際に携えてくる杖も,呪力ある棒の一例である。…

※「杖立伝説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android