日本歴史地名大系 「東二階町」の解説 東二階町ひがしにかいまち 兵庫県:姫路市姫路城下東二階町[現在地名]姫路市二階町姫路城南の外曲輪に位置する町人町。中二階町の東から惣社門筋までの東西の町筋。慶長六年(一六〇一)の町割により町場化するまでは宿(しゆく)村のうちで、かつて藤岡長者屋敷があったが(「播磨諸所随筆」智恵袋)、天正(一五七三―九二)頃には民家がなかったという(「播磨府中めぐり」同書)。慶長一七年の二階町検地帳写(大久保家蔵那波文書)に「東」「ひかし」とみえ、銀合計一貫九六匁五分九厘、うち二六三匁一分六厘(二割四分免)を引いた地子銀八三三匁四分三厘。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by