共同通信ニュース用語解説 「東海第2原発」の解説
東海第2原発
茨城県東海村に立地する首都圏唯一の原発で、半径30キロには全国最多の91万人超が住む。日本初の100万キロワット超の大型原発として1978年に営業運転を開始、2011年の東日本大震災で自動停止した。岸田政権は早期再稼働を目指す原発の一つに挙げている。18年、再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査に合格。運転期間の最長20年延長も認められたが、21年に水戸地裁が住民の避難計画の不備を理由に再稼働を認めない判決を言い渡した。現在、東京高裁で控訴審が続いている。
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