東舞(読み)あずままい

精選版 日本国語大辞典 「東舞」の意味・読み・例文・類語

あずま‐まいあづままひ【東舞】

  1. 〘 名詞 〙あずまあそび(東遊)
    1. [初出の実例]「近衛壮歯者廿人、東舞」(出典:日本三代実録‐貞観三年(861)三月一四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の東舞の言及

【東遊】より

…そこで歌われる歌を東遊歌という。もと東国の地方芸能であったらしいが,奈良時代から平安時代にかけて〈東舞〉などと称して近畿でも行われるようになり,9世紀ごろ様式をほぼ完成させた。楽器は句頭(くとう)(歌の主唱者)の打つ笏拍子(しやくびようし)のほか,篳篥(ひちりき),高麗(こま)笛(元来は東遊笛),和琴(わごん)(各1名)が用いられる。…

※「東舞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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