松の声(読み)マツノコエ

デジタル大辞泉 「松の声」の意味・読み・例文・類語

まつ‐の‐こえ〔‐こゑ〕【松の声】

松風の音。松籟しょうらい
「陰にとて立ちかくるれば唐衣ぬれぬ雨降る―かな」〈新古今・雑中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「松の声」の意味・読み・例文・類語

まつ【松】 の 声(こえ)

風が松の木立に当たって鳴る音。
貫之集(945頃)九「かげにとて立ちかくるればから衣ぬれぬ雨ふるまつのこゑかな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android