木立(読み)コダチ

デジタル大辞泉 「木立」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「木立」の意味・読み・例文・類語

こ‐だち【木立】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「こたち」とも )
  2. 生い茂っている木。むらがり立っている木。立木。
    1. [初出の実例]「畝傍山(うねびやま) 虚多智(コタチ)薄けど 頼みかも 毛津(けつ)若子(わくご)の 籠らせりけむ」(出典日本書紀(720)舒明即位前・歌謡)
  3. 木の枝。〔日葡辞書(1603‐04)〕

き‐だち【木立】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 何本かまとまって生えている木。こだち。
  3. 草本やつる植物でなく、木本となって立つこと。
  4. 植物「きだちひゃくりこう(木立百里香)」の略称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android