松井恒治郎(読み)マツイ ツネジロウ

20世紀日本人名事典 「松井恒治郎」の解説

松井 恒治郎
マツイ ツネジロウ

昭和・平成期の扇子職人



生年
大正6(1917)年8月1日

没年
平成4(1992)年9月26日

出身地
東京都江戸川区

経歴
昭和26年独立して扇子作りを始めた。和紙を裁断して3枚1組を張り合わせ、扇面を折り、骨を通して仕上げるまでを、1人で出来る数少ない技術者の1人で、57年に江戸川区指定無形文化財に指定された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松井恒治郎」の解説

松井恒治郎 まつい-つねじろう

1917-1992 昭和-平成時代の扇子職人。
大正6年8月1日生まれ。昭和7年東京浅草の井上福次郎に弟子入り。26年独立し,舞踊用の舞扇,長唄などの唄扇,寄席(よせ)芸人がつかう高座用などをつくった。東京都江戸川区無形文化財保持者。平成4年9月26日死去。75歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む