扇面(読み)せんめん

精選版 日本国語大辞典 「扇面」の意味・読み・例文・類語

せん‐めん【扇面】

〘名〙
① 扇の表面。絵や文字を書くための扇の地紙(じがみ)扇形料紙
宗湛日記‐天正一四年(1586)一二月二六日「扇面の内は絹なり」
② 扇。扇子(せんす)
※落語・猫久(1894)〈禽語楼小さん〉「扇面(センメン)一本あらば其猫又なるものを直ちに退治御覧に入れ」 〔晉書‐周顗伝〕

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デジタル大辞泉 「扇面」の意味・読み・例文・類語

せん‐めん【扇面】

扇の表面。扇の地紙じがみ。また、扇形の料紙。
扇子。おうぎ
[類語]扇子舞扇末広団扇うちわ渋団扇

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普及版 字通 「扇面」の読み・字形・画数・意味

【扇面】せんめん

扇子。おうぎ。〔晋書、周伝〕(王)敦、素よりを憚る。を見るに、輒(すなは)ち面熱す。復(ま)たなりと雖も、面の手休(や)むを得ず。

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