松原出村(読み)まつばらでむら

日本歴史地名大系 「松原出村」の解説

松原出村
まつばらでむら

[現在地名]井波町野能原ののはら

岩屋いわや村・飛騨屋ひだや村の西に位置。庄川水系の岩屋口いわやぐち用水分派の苗島のしま用水と八塚やつづか用水が地内で分岐する。松原上野まつばらうえの村の飛地であった高一四七石余が天保一二年(一八四一)分離して成立(文化五年―慶応四年「御領国中村名帳」加越能文庫)、以降山見組に属した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android