松川伊助(読み)まつかわ いすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松川伊助」の解説

松川伊助 まつかわ-いすけ

?-? 江戸時代前期-中期の養禽(ようきん)家。
江戸根岸の人。元禄(げんろく)(1688-1704)のころ東叡山寛永寺の法親王京都の鶯(うぐいす)を根岸にはなったが,伊助はその清澄な鳴き声をきき,笛をつくって雛鶯を訓練した。後年,根岸で聞鶯会が毎春おこなわれるようになった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android