松戸新田(読み)まつどしんでん

日本歴史地名大系 「松戸新田」の解説

松戸新田
まつどしんでん

[現在地名]松戸市松戸新田・胡録台ころくだい稔台みのりだい仲井町なかいちよう一―三丁目・野菊野のぎくのみどりおか

上本郷かみほんごう村の南東に位置する。かつては小金こがね牧の西端部にあたっていたが、松戸町請で開発し(松戸市史)、延宝四年(一六七六)検地によって成立した。成立以後幕府領で幕末に至る(旧高旧領取調帳)。同年の検地名寄帳(芦田家文書)では高五五九石余、名請人数三〇、反別は一二六町九反余(中畑二五町余・下畑五二町四反余・下々畑四六町五反余・屋敷二町九反余)であった。助郷松戸宿に出役したが、水戸藩主およびその他大名の通行時に人馬を勤める大助郷で、勤高は二七九石余であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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