松木幹一郎(読み)マツキ カンイチロウ

20世紀日本人名事典 「松木幹一郎」の解説

松木 幹一郎
マツキ カンイチロウ

明治〜昭和期の運輸官僚,実業家 台湾電力社長;東京市初代電気局長。



生年
明治5年2月2日(1872年)

没年
昭和14(1939)年6月14日

出生地
愛媛県周桑郡

学歴〔年〕
東京帝大法科大学〔明治29年〕卒

経歴
通信省を経て、明治40年鉄道庁に移り、鉄道国有後の組織整備に従事。44年東京市営電気事業発足で初代東京市電気局長。大正4年辞職。5年山下総本店総理事、山下汽船副社長兼任。11年退社、東京市政調査会理事、12年専務理事。大震災後帝都復興院副総裁。昭和4年国策会社台湾電力社長となり再建尽力。日本アルミ、台湾電化、台湾拓殖各役員を兼務した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松木幹一郎」の解説

松木幹一郎 まつき-かんいちろう

1872-1939 明治-昭和時代前期の官僚,経営者
明治5年2月2日生まれ。逓信省,鉄道庁につとめ,明治44年初代東京市電気局長。関東大震災後の帝都復興院副総裁。昭和4年台湾電力社長となった。昭和14年6月14日死去。68歳。愛媛県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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