板前町(読み)いたまえまち

日本歴史地名大系 「板前町」の解説

板前町
いたまえまち

[現在地名]金沢市天神町てんじんまち二丁目

武家地でのちの品川しながわ町の南西を占め、北は藩士奥村家の家中屋敷地などが続いた。町名は板前組の組地であったことにちなむという(金沢古蹟志)。板前者は藩主の台所衆で、元禄一四年(一七〇一)には定番足軽となり、名称も板本と改められている(「菅君雑録」加越能文庫)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む