板裏草履(読み)イタウラゾウリ

デジタル大辞泉 「板裏草履」の意味・読み・例文・類語

いたうら‐ぞうり〔‐ザウリ〕【板裏草履】

板草履

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精選版 日本国語大辞典 「板裏草履」の意味・読み・例文・類語

いたうら‐ぞうり‥ザウリ【板裏草履】

  1. 〘 名詞 〙 草履の裏に割った板を張ったもの。板草履。板裏
    1. [初出の実例]「板裏草履の音を立てて急ぐのや」(出典:くれなゐ(1936)〈佐多稲子〉四)

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世界大百科事典(旧版)内の板裏草履の言及

【草履】より

…江戸時代の草履は,細身の表に長い鼻緒をつけたものが多かった。明治時代の草履は小判形で太い鼻緒のものが多く,雪踏のほか,草履下駄と称する,板を裏につけた板裏草履(八つ割れともいう)などがあった。大正時代以降,裏にゴムやフェルト,タイヤ裏を使ったもの,また表にもパナマや裂地を張ったもの,革,ビニル製などがつくられた。…

※「板裏草履」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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