枇杷島橋(読み)びわじまばし

日本歴史地名大系 「枇杷島橋」の解説

枇杷島橋
びわじまばし

美濃路の庄内川に架かる橋。元和八年(一六二二)徳川義直の命によって庄内川の川中に島を築き、東大橋(長さ六九間・幅三間)東中島(長さ一三間・幅六間)・西小橋(長さ二九間・幅三間)が築造された。堤の下に榜を立てて水量を計り、大水の時には藩役人に報告し、周辺の村々から人馬を徴発して警護した(府志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android