林家 正三(5代目)(読み)ハヤシヤ ショウザ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「林家 正三(5代目)」の解説

林家 正三(5代目)
ハヤシヤ ショウザ


職業
落語家

本名
福田 宗太郎

別名
前名=林家 正二,福の家 宗太郎,林家 正楽(5代目)

出生地
大阪・天満

経歴
24歳の頃素人落語の真打となり、4代目林家正三に入門して正二を名乗る。のち福の家宗太郎から九蝶となり、さらに春好を経て、5代目林家正楽となる。明治33年藤明派に参加した時、5代目林家正三を襲名。温和で面倒見のよい人柄で門人が多く、2代目立花家花橘や桂文治郎・初代桂春輔などが彼のもとから巣立ち、他派に移って大成している。藤明派が瓦解した後は互楽派を組織した。

没年月日
(生没年不詳)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android