ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「林泉高致集」の意味・わかりやすい解説 林泉高致集りんせんこうちしゅうLin-quan-gao-zhi-ji 中国,北宋の画家郭煕の山水画論を子の郭思が編集,増補した画論書。1巻。「三遠」「三大」に代表される空間表現法,構図法をはじめ注目すべき所論が多く,のちの絵画制作,画論に著しい影響を与えた。書中にしばしば郭思の注釈が加えられているが,「画格拾遺」は郭思が増補したものである。『重輯百川学海』庚集などに所収。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by