林泉高致集(読み)りんせんこうちしゅう(その他表記)Lin-quan-gao-zhi-ji

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「林泉高致集」の意味・わかりやすい解説

林泉高致集
りんせんこうちしゅう
Lin-quan-gao-zhi-ji

中国北宋の画家郭煕の山水画論を子の郭思編集,増補した画論書。1巻。「三遠」「三大」に代表される空間表現法,構図法をはじめ注目すべき所論多く,のちの絵画制作,画論に著しい影響を与えた。書中にしばしば郭思の注釈が加えられているが,「画格拾遺」は郭思が増補したものである。『重輯百川学海』庚集などに所収

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む