デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林浦海」の解説 林浦海 はやしの-うらうみ ?-? 奈良時代の官吏。延暦(えんりゃく)4年(785),皇后宮にあらわれた赤い雀の祥瑞(しょうずい)により,皇后宮官人に位階1級の昇進がおこなわれ,外従五位下,大属(だいさかん)となる。のち主計助(かずえのすけ),安芸介(あきのすけ)。皇太后高野新笠(たかのの-にいがさ)の葬儀,皇后藤原乙牟漏(おとむろ)の葬儀のさい養民司(ようみんし)(陵墓造営役夫への給付役)をつとめた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例