新撰 芸能人物事典 明治~平成 「林達次」の解説
林 達次
ハヤシ タツジ
- 職業
- 指揮者 声楽家
- 専門
- 宗教音楽,バリトン
- 肩書
- 神戸女学院大学名誉教授
- 生年月日
- 大正13年 1月21日
- 出身地
- 京都府 京都市
- 学歴
- 東京音楽学校師範科〔昭和22年〕卒,ウィーン音楽大学〔昭和31年〕修了
- 経歴
- 昭和23〜42年京都女子大学に勤務。42年神戸女学院大学教授。この間、30〜32年ウィーン音楽大学でフェルディナンド・グロスマンに師事。宗教音楽の指揮で知られ、52年京都ゲヴァントハウス合唱団、57年大阪ゲヴァントハウス合唱団を結成して総監督を務めた。61年ローマ法王庁公式招待によりバチカンの聖ピエトロ寺院大聖堂で日本の合唱団として初めてローマ法王ヨハネ・パウロ2世に謁見演奏をした。日本シューベルト協会理事長も務めた。訳書にエミー・ジットナー(E.Sittner)著「芸術歌唱のための発声法」がある。
- 所属団体
- 関西歌劇団,日本シューベルト協会,ウィーンシューベルト協会
- 受賞
- 勲三等瑞宝章〔平成12年〕 大阪府民劇場賞〔昭和47年・53年〕,大阪文化祭奨励賞〔昭和57年〕,ザ・シンフォニーホール国際音楽賞〔平成2年〕,藤堂顕一郎音楽褒賞(第12回)〔平成4年〕
- 没年月日
- 平成15年 12月6日 (2003年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報