林間に酒を暖めて紅葉を焼く(読み)りんかんにさけをあたためてこうようをたく

精選版 日本国語大辞典 の解説

りんかん【林間】 に 酒(さけ)を暖(あたた)めて紅葉(こうよう)を焼(た)

  1. ( 「白居易‐送王十八帰山寄題仙遊寺詩」の「林間暖酒焼紅葉、石上題詩掃緑苔」から ) 林の中で紅葉を燃やし、酒をあたためて酌み、秋の風情を賞する。
    1. [初出の実例]「林間煖酒焼紅葉といふ詩の心をば、それらにはたがおしへけるぞや」(出典平家物語(13C前)六)

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