枚を銜む(読み)バイヲフクム

デジタル大辞泉 「枚を銜む」の意味・読み・例文・類語

ばいふく・む

声を立てず、息を凝らす。
くつわのならざるやうに―・ませ」〈太閤記・四〉

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精選版 日本国語大辞典 「枚を銜む」の意味・読み・例文・類語

ばい【枚】 を 銜(ふく)

  1. 沈黙して息をこらすさまをいう。まいを銜む。
    1. [初出の実例]「七所ばゐをふくんで礼に行き」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)初)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐九弁〕

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