果羅国(読み)からこく

精選版 日本国語大辞典 「果羅国」の意味・読み・例文・類語

から‐こくクヮラ‥【果羅国・火羅国】

  1. 未詳。「大唐西域記」巻一の覩貨邏(とから)国の略称か。重罪の者が流される国という。
    1. [初出の実例]「一行阿闍梨は貨羅国へ流れ」(出典:康頼宝物集(1179頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android