デジタル大辞泉 「重罪」の意味・読み・例文・類語 じゅう‐ざい〔ヂユウ‐〕【重罪】 1 重い罪。重大な罪。重科。2 旧刑法で、死刑・無期刑以下9種の刑にあたる罪。→違警罪 →軽罪[類語]大罪 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「重罪」の意味・読み・例文・類語 じゅう‐ざいヂュウ‥【重罪】 〘 名詞 〙① 程度の重い罪。重科。大罪。[初出の実例]「今依二此文一、事発之時、共陥二重罪一」(出典:日本三代実録‐貞観一四年(872)七月二九日)「これによりて重罪逆罪をつくるといへども」(出典:正法眼蔵(1231‐53)発無上心)[その他の文献]〔史記‐周本紀〕② 旧刑法で、死刑以下軽禁獄までの九種の刑を科せられる罪。→軽罪・違警罪。[初出の実例]「凡法律に於て罰す可き罪別て三種と為す 一重罪 二軽罪 三違警罪」(出典:刑法(明治一三年)(1880)一条) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例