枯野襲(読み)かれのがさね

精選版 日本国語大辞典 「枯野襲」の意味・読み・例文・類語

かれの‐がさね【枯野襲】

  1. 〘 名詞 〙(かさね)色目の名。表は黄色、裏は薄青色。ふつう冬に用いる。かれの。
    1. [初出の実例]「かれのかさね着給へりし」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android