柔よく剛を制す(読み)じゅうよくごうをせいす

故事成語を知る辞典 「柔よく剛を制す」の解説

柔よく剛を制す

しなやかなものが、堅いものの勢いをうまく受け流して、最後には勝利する、ということ。

[使用例] 暴力や脅喝はいかんよ、絶対にいかん、〈略〉個人で仕事をするなら、我輩の、柔よく剛を制す流でなくては[武田麟太郎大凶の籤|1939]

[由来] 中国の兵法書、「三略―上略」に見えることば。「柔く剛を制し、弱能く強を制す(柔軟性があるものは硬直したものに勝ち、弱々しく見えるものは強く見えるものに勝つ)」とあります。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む