柳に受ける(読み)ヤナギニウケル

デジタル大辞泉 「柳に受ける」の意味・読み・例文・類語

やなぎ・ける

逆らわないで、されるがままになる。
這箇こっちが―・けて聞いて居て遣りゃ、可いかと思って増長して」〈紅葉金色夜叉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「柳に受ける」の意味・読み・例文・類語

やなぎ【柳】=に[=で]受(う)ける

  1. なすがまま言うままにして少しも逆らわず、うまくあしらう。柳にやる。
    1. [初出の実例]「かけ取がどないにむつかしういふて来たてて、こちゃ柳に受けてじゃれちょん」(出典:滑稽本・大師めぐり(1812)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む