柳沢秋三郎(読み)ヤナギサワ アキサブロウ

20世紀日本人名事典 「柳沢秋三郎」の解説

柳沢 秋三郎
ヤナギサワ アキサブロウ

明治〜昭和期の漁業



生年
明治10(1877)年1月10日

没年
昭和35(1960)年9月21日

出生地
愛媛県宇和郡真網代浦(現・八幡浜市)

経歴
明治32年にアメリカへ渡り、働いて資金を貯える。帰国後は漁業を営み、大正7年愛媛県下で初めて一艘曳きの機船底引き網漁法を導入した第一宇和丸の操業を開始。その後も網の研究と改良を重ね、11年には二艘による底引き網漁に転じ、さらなる能率化に成功した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柳沢秋三郎」の解説

柳沢秋三郎 やなぎさわ-あきさぶろう

1877-1960 明治-昭和時代の漁業家。
明治10年1月10日生まれ。32年渡米してはたらき,資金をたくわえて帰国。大正7年愛媛県下で初の1艘引き機船による底引き網漁業をはじめ,11年には2艘引きに転換した。昭和35年9月21日死去。83歳。愛媛県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む