柳河軌道(読み)やながわきどう

日本歴史地名大系 「柳河軌道」の解説

柳河軌道
やながわきどう

九州鉄道(現JR鹿児島本線)矢部川やべがわ(現瀬高町瀬高駅)と柳河を結んでいた軌道。明治四二年(一九〇九)矢部川駅から柳河を経て大川を結ぶ軌道敷設を目的として柳河軌道株式会社が設立され、同四四年四月に矢部川―柳河間約七・五キロが開業した。駅は柳河、蒲船津かまふなつ三橋みつはし御二橋おにばし(現三橋町)上庄かみのしよう・下庄(現瀬高町)、矢部川に設けられ、一日二八往復が運行した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む