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矢部川 やべがわ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

矢部川
やべがわ

福岡県南部をほぼ西流する川。全長 58km。大分県との県境にある釈迦ヶ岳 (1231m) に源を発し,水縄,筑肥両山地の間を流れ,下流部で筑紫平野の南部を潤し,有明海に注ぐ。上流部に渓谷美にすぐれる日向神峡多目的日向神ダムがあり,スギ林が美しい。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

矢部川

福岡、熊本、大分県にまたがる三国山(994メートル)が源。筑後川の南側を流れ、星野川などと合流しながら有明海に注ぐ。幹川流路延長61キロ、流域面積647平方キロの1級河川。流域の関係自治体は5市2町。

(2013-10-14 朝日新聞 朝刊 筑後 1地方)

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デジタル大辞泉の解説

やべ‐がわ〔‐がは〕【矢部川】

福岡県南部を流れる矢部川水系の本流。福岡・大分・熊本の3県にまたがる三国山に源を発して筑後(ちくご)平野南部を西流し、有明海に注ぐ。長さ61キロ。上流山地は日向神(ひゅうがみ)峡の景勝地、中・下流は農業地帯。八女(やめ)市の黒木の大フジ、筑後市の船小屋(ふなごや)ゲンジボタル発生地は、ともに国の天然記念物に指定されている。

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世界大百科事典 第2版の解説

やべがわ【矢部川】

福岡県の南部を西流する川。長さ61km,流域面積620km2。大分県境の釈迦ヶ岳(1231m)に源を発し,中流の八女市で星野川を合わせ,大牟田市の北方,高田町と大和町の間で有明海に注ぐ。中流域で山野井川,花宗川の両灌漑用水路を分かち,下流の瀬高町で沖端(おきのはた)川を分流する。水量豊かな急流で,水害が多発したため,上流の黒木町に灌漑・洪水調節・発電(1万3500kW)用の日向神(ひゆうがみ)ダムが建設されている。

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大辞林 第三版の解説

やべがわ【矢部川】

福岡県南部、耳納みのう山地や筑肥ちくひ山地付近を源とし、西流・南西流して大牟田市の北で有明海に注ぐ川。上流には日向神ひゆうがみ峡の景勝地がある。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔福岡県〕矢部川(やべがわ)


福岡県南部を流れる川。1級河川(矢部川水系)。延長61km。流域面積620km2。大分県境の竹原(たかはら)峠西方に源を発し、西流し、みやま市瀬高(せたか)町で沖端(おきはた)川を分流、有明(ありあけ)海に注ぐ。上流に日向神(ひゅうがみ)ダムと紅葉の名所の日向神峡がある。筑後(ちくご)市・みやま市の船小屋(ふなごや)ゲンジボタル発生地は国指定天然記念物。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

矢部川
やべがわ

福岡県南部、大分県境の釈迦(しゃか)ヶ岳(1231メートル)に源を発して筑後(ちくご)平野南部を西流、有明(ありあけ)海に注ぐ一級河川。延長61キロメートル、流域面積647平方キロメートル。上流山地は多雨で流量が多く、日向神(ひゅうがみ)峡の景勝地となり、日向神ダムが1960年(昭和35)完成、スギ植林の美しい林業地帯である。中流で星野川、辺春(へばる)川、飯江(はえ)川などをあわせて、下流で沖端(おきのはた)川を分流。中・下流は農業地帯で、米麦のほか、ミカン、茶、イグサ、野菜、畜産など多角的な農業が営まれ、灌漑(かんがい)用の井堰(いせき)、回水路が発達している。流域は矢部川県立自然公園に指定され、日向神峡や船小屋(ふなごや)温泉など観光資源も多い。黒木のフジと船小屋ゲンジボタル発生地は国の天然記念物に指定されている。[石黒正紀]

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世界大百科事典内の矢部川の言及

【筑後国】より

…なお三池藩は1806年(文化3)に幕府に収公され,藩主立花種善は陸奥下手渡(しもてど)に移封されたが,68年(明治1)に旧地に復した。
[社会,経済]
 筑後国の中心は筑後川および矢部川によって形づくられた筑後平野である。筑後川は筑後の〈母なる川〉であると同時に〈暴れ川〉である。…

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