デジタル大辞泉 「柴の戸」の意味・読み・例文・類語 しば‐の‐と【×柴の戸/×柴の▽門】 柴を編んでつくった戸、または門。転じて、粗末なすみか。柴の編み戸。柴の門かど。柴の枢とぼそ。柴の扉。「なごり猶寄せ帰る浪荒きを、―おしあけてながめおはします」〈源・明石〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「柴の戸」の意味・読み・例文・類語 しば【柴】 の=戸(と)[=門(かど)] 柴で作った戸または門(もん)。転じて、粗末な住居。草庵。柴の枢(とぼそ)。[初出の実例]「なごり猶寄せ帰る浪荒きを、柴の戸おしあけてながめおはします」(出典:源氏物語(1001‐14頃)明石) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例