日本歴史地名大系 「柴垣古墳群」の解説 柴垣古墳群しばがきこふんぐん 石川県:羽咋市柴垣村柴垣古墳群[現在地名]羽咋市柴垣町柴垣海岸に臨む海岸段丘上およびその端部に立地する中・後期古墳群。柴垣(しばがき)観音山(かんのんやま)古墳(円墳、径約四三メートル、埴輪列がある)、同親王塚(しんのうつか)古墳(前方後円墳、全長約三五メートル、横穴式石室)、同円山(まるやま)一号墳の三基は県指定史跡。円山支群は円墳約一〇基からなり、うち一号墳(径約二一メートル)では組合せ式箱形石棺を埋葬施設とし、人骨一体分と長方形板皮綴式短甲一・直刀二・剣一・刀子一が出土、現在本成(ほんじよう)寺境内の収蔵庫に出土品が収蔵されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by