日本歴史地名大系 「柴本村」の解説 柴本村しばもとむら 静岡県:浜北市柴本村[現在地名]浜北市於呂(おろ)豊田(とよだ)郡に所属。中瀬(なかぜ)村の西、馬込(まごめ)川上流右岸の河岸段丘上に立地する。徳川家康が天正一七年(一五八九)七月七日に自らの領国内に広く発給した七ヵ条定書の一通が、原田佐左衛門尉種雄から「遠州芝本百姓等」宛に出されている(「徳川家七ヵ条定書写」御庫本古文書纂)。松平忠頼領郷村帳では高四九七石余、田三五町六反余・畑一七町二反余、ほかに大明神領一〇石余・長福(ちようふく)寺領一石・西鹿島(にしかじま)(現天竜市)屋敷分三石余・西鹿島舟越免一八石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by