柿団扇(読み)カキウチワ

デジタル大辞泉 「柿団扇」の意味・読み・例文・類語

かき‐うちわ〔‐うちは〕【柿団扇】

柿の渋を塗った紙うちわ。柿渋うちわ。
「大いなる―がな二三ぼん貧乏神をあふぎなさん」〈咄・醒睡笑・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「柿団扇」の意味・読み・例文・類語

かき‐うちわ‥うちは【柿団扇】

  1. 〘 名詞 〙 柿の渋を塗ったうちわ。しぶうちわ。〔桂川地蔵記(1416頃)〕
    1. [初出の実例]「間に合いの挨拶かき団(ウチワ)にあふぎ上げ」(出典洒落本・遊客年々考(1757))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む