柿木原村(読み)かきのきはらむら

日本歴史地名大系 「柿木原村」の解説

柿木原村
かきのきはらむら

[現在地名]松阪市柿木原町

東黒部ひがしくろべ村の東にあり、北は伊勢湾に面し、南は出間いずま村・土古路ところ村に接する。「多気郡柿木原村地誌」(柿木原町自治会蔵)に「海浦ニ浜スルヲ以テ、水陸共ニ貨物ノ運輸至便ナリ」とあり、南北朝期には仁木義長押領され、伊勢守護領となった。永享年中(一四二九―四一)以後北畠氏の支配下に入る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android