精選版 日本国語大辞典 「栄耀に餠の皮をむく」の意味・読み・例文・類語
えよう【栄耀】 に 餠(もち)の皮(かわ)をむく
- 餠はそのまま食べるものであるのに、ぜいたくに馴れると、その皮までむいて食べるようになる。度を越したぜいたくなさまにいう。栄耀の餠の皮。栄耀に餠。えようぐい。
- [初出の実例]「是はなりひらゑように餠のかわをむかるると見へたり」(出典:浮世草子・真実伊勢物語(1690)一)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...