ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「栄養芽層」の意味・わかりやすい解説 栄養芽層えいようがそうtrophoblast 哺乳類の発生の初期,卵割期を終った頃,胚盤胞の壁として,単層の細胞から成る薄膜を生じるが,これが栄養芽層である。のちに部分的に肥厚し,母体の子宮壁の組織内に入り込み,胚の栄養上重要な働きをする。この時期のものは栄養外胚葉とも呼ばれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by