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核不拡散条約再検討会議 かくふかくさんじょうやくさいけんとうかいぎ NPT Review Conference

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知恵蔵2015の解説

核不拡散条約再検討会議

NPT(核不拡散条約)の運用と履行を検討する会議。5年に1度開催。条約の無期限延長を決めた1995年の核不拡散条約再検討・延長会議は、非核兵器国は永遠に核を取得しないと規定。その代わり、核兵器国が核軍縮を進める目標を定めた文書を採択。2000年会議は、「核廃絶の明確な誓約」など13項目の核軍縮を盛り込んだ「最終文書」を採択。しかし05年会議は合意の意思を欠き、(1)米国が00年「最終文書」の死文化、CTBT批准拒否、小型核兵器の開発などを広言し、核保有国の責務を放棄し、(2)エジプトイランなどがイスラエルの核保有にこだわって会議を空転させ、(3)NPTからの脱退防止措置の強化・原子力平和利用に伴う権利義務など、緊急懸案も放置された。軍縮、不拡散、平和利用の全分野で合意に失敗、NPTを弱体化させた。

(坂本義和 東京大学名誉教授 / 中村研一 北海道大学教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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