法則の辞典 「核化学方程式」の解説 核化学方程式【equation of nuclear reaction】 「核反応方程式」,あるいは「核化学反応式」という用語が用いられたこともあるが,この場合には反応系と生成系において核子数,電荷などが厳密に一致していなくてはならないので「核化学方程式」のほうが広く用いられている.ただし等号を用いることはなく,ほとんど右向きの矢印を使う.たとえば窒素-14に α 粒子が反応して,酸素-17と陽子が生成する反応では のようになる.左下には原子核中の陽子数(原子番号),左上には核子数(=質量数,陽子数+中性子数)を記す. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報